仲良しのSさん
事実でない私の言動から、左遷を告げられた事件。
仲良しのSさんもセンター長同様
「はぁ?あんちゃん、何それ?ワケわからんわ!」
と言って施設長のところへ怒鳴りこみに行ってくれました。
しかし、取り合ってくれなかったようです。
「もう、こんなバカげた会社、私も辞めるわ。辞めよ、辞めよ」と
言ってくれました。
彼女は、泊まりでお正月を迎える利用者が正月らしい食事を出してもらえない事に心を痛め、自腹で黒豆を煮たり、だし巻き卵を作って提供する優しい人でした。
そんな彼女はいつも私の味方で、大変な利用者の対応も一緒に協力をして頑張ってきました。
同じ土俵で相撲を取らない
Sさんも「私らは逃げではないよ。同じ土俵で相撲を取っていたらいけないわ」
「逃げるんじゃないよ。こんなところから抜け出そう」と言ってくれました。
その言葉に救われました。
所長や、首謀者Hさん、取り巻きの人たちは、私やSさんの意気消沈した姿を見たかったに違いありませんが、
私たちは逆に元気ハツラツと仕事をしていました。
そして、転職先を探しました。
幸い、私たちは、あんな会社で認知症の研修をたくさん受けさせてもらえたので、
介護福祉士とともに認知症の研修受講、経歴からして、
すぐに転職先が見つかりました。
たまたま家の近くに、新しくショートステイとデイサービスがオープンする事になり、
私はデイサービス、Sさんはショートステイで採用が決まりました。
私はそこの社長から「おぉ、頼もしい人が来てくれるなぁ。デイサービスはすべて任せるよ。好きにやっていいよ」と言われました。
小規模多機能の施設長、所長、職員には、
「お世話になりました。次が決まりましたので、退職をさせて頂きます」
「新しくオープンするデイに行きます」と伝えました。
「え?もう次が決まったの?」
あの、ワケのわからない呼び出しから1週間が経たないうちに転職先が見つかりました。
私とSさんは、「私ら、泥水飲んできたから、どこでもやれるね。頑張ろう」
と言って、そこから抜け出しました。
しかし、次の会社でさらに泥水を飲む事になるとは思いもしませんでした。

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