「小脳出血で倒れた父」

あんちゃん父親の介護
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父の声が聞けた!

先週の火曜日に、小脳出血で病院に搬送された父。

日曜日にやっと電話で父の声を聞けました。

仕事に行こうとしたらめまいがして、やっとの思いで兄に電話をした、との事。

色々と覚えていました。

ホッとしましたが、

呂律ろれつがだんだんと回らなくなり、

聞き取りにくくなったため、電話を切りました。

軽度の小脳出血。呂律ろれつもリハビリにて治り、

2週間程度のリハビリで在宅生活可能、という診断でした。

これからリハビリをしたら、自宅に戻れるんだな、と思っていました。

しかし

スマホも手に渡ったため、父からの電話がだんだんと増えてくるだろうと思っていました。

しかし、全く電話はかかってきません。

さらに、もともと健康診断で引っかかっていた箇所の診断が下り、

そちらの投薬が始まるとの事。

それによって、兄嫁がいる病院への転院も難しいらしい。

そして、今日になって兄から

「看護師さんから、だんだんと元気がなくなってきたと。

めまいがして、1日に2回吐いているらしい。

また点滴をしてもらう事になりそうだ」と連絡がありました。

ショックでした。

なんだろう、心の持ち方がわからなくなりました。

「もう、実家の庭でみんなでバーベキューをすることはないんだろうか」

「このまま退院できないのでは?」

「また小脳出血が再発?」

「早く治療をしてよ」

「いやいや、父は大丈夫、田舎でたくましく育った強い人だもん」

などと色々な気持ちが頭を巡りました。

「諦めたらだめ。大丈夫、大丈夫!」

コロナウイルスのせいで面会が出来ない。

「顔を見れば様子がわかるのに!!」

お正月に父の姿を見て、年老いてきたな・・と思いました。

なので「これからはもっと実家に帰ろう」

「いつどうなってもいいように、兄でも私でも父と住めるように

準備をしよう」と思っていたところでした。

遅かったか・・・。

田舎の方々の入院や不幸を聞くたびに、

「健康が一番だね」なんて言い合っていたのは

「自分たちはまだ大丈夫」と心のどこかで過信をしていたのか。

仕事をしていても、気晴らしにカーブスで運動をしていても

集中できずに父親の事ばかり考えていました。

めまいと嘔吐で苦しむ父親を想像したら

仕事中も涙が溢れてきました。

兄も同じ気持ちだったようです。

でも「お父さんが一番つらいんだよ。

しばし落ち込んだら、支える者として気持ちを強く持とうよ」

と言われました。

同感。

めまいと嘔吐で苦しむ父親を想像すると可哀想で

涙が溢れてきます。

その後は、珍しくお酒の力を借り、今やっと冷静になりつつある私。

「お父さんは大丈夫!!」

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