「100歳になったOさんからの電話」

出会った利用者

Oさんとは

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今朝、電話が鳴りました。

今日100歳の誕生日を迎えた

Oさん本人からでした。

「あんちゃん 無事に100歳になったよぉ~」

って。

実際に私の事を

「あんちゃん」って呼んでくださいます。

Oさんは93歳から

私のいたデイサービスを利用されていました。

1人暮らしをされ、

認知症もなく、

95歳まで娘さんと

北海道やあちこちに旅行、

百貨店でお買い物も・・・。

今でも「LINE」で孫さんと交流。

包括支援センターから

デイサービスを勧められても

「なんで私が行く必要あるの?」と

プライドの高い方でした。

初めは職員や他者とも

打ち解ける様子はありませんでした。

時々、「失敗」をしても

絶対に認める事はありませんでした。

Oさんのプライド

97歳になってから

やはり転倒して骨折する事が増えました。

入院をされて

初めて他人に「しもの世話」

してもらい、

屈辱的だったそうです。

介護職の私たちからすれば

「もう100歳に近いんだし、

他人の世話になるのは当然」って

思いますが、

それは私たちの常識で

Oさんには当てはまりませんでした。

そんなプライドが

凛として長生きが出来ている源かも

しれません。

私がいたデイは、私が退職をする事を機に

去年閉鎖となりました。

「本当はあんちゃんのデイサービスで

お祝いをしてもらいたかった」

と言われ、何とも言えない気持ちでした。

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