「Sさんがリーダーを降ろされる」

Sさんはふさわしいのに

前の職場で仲が良かったSさんが、新しい職場のショートステイのユニットリーダーになりました。

介護福祉士の資格を持っている職員はあまりおらず、

介護経験からしてSさんがリーダーに選ばれるのは当然であると思っていました。

しかし、多くの職員から

「なんでSさんがリーダーやねん？」

「Sさんにやれるの？」

という声が上がっていました。

明らかに皆、リーダーの座を狙っているようです。

しかし、私から見たら、「みんなリーダーの器じゃないやろ」って

感じでした。

Sさんはハバちに（仲間はずれに）

ショートステイの職員が、

ロールプレイングをしていた時、介護職員と車椅子の利用者役とに

分かれていました。

みんなササッ―とペアを組んでいましたが、

Sさんを避けて組んでいました。

また、次の研修の場所をSさんにだけ教えなかったり、

根も葉もないことの陰口を言ったり、ハバちにする事が多々ありました。


私は「ちょっと皆、マジ、ムカつく！」とSさんに言いました。

Sさんは全くへこたれてはいませんでした。

「なぁ、何なの、あいつら」と怒ってはいるものの、

Sさんは強いのです。負けません。

しかし、「めんどくさいで、リーダー降りるわ。」

「こんなんじゃ仕事になれへんわ。私、別にリーダーになりたいわけじゃあらへんで」との事。

「リーダー手当だってさほどあれへんし、めんどくさい」と。

そう、私もSさんも別に肩書なんてどうでもいい主義でした。

利用者さんのために、一生懸命仕事をしてなんぼ、主義でした。

そしてSさんはリーダーを降りました。

リーダーになりたくて仕方がない人達が、副社長の周りで

媚こびを売っていました。

次のターゲットは私でした・・・。

日本ブログ村ランキング参加中

応援クリックお願いします。