夜勤はつらいよ(◎_◎;)

あんちゃんの介護職デビュー当時

叫びにビビり、入れ歯事件

事務で採用されたのに、夜勤?
しかし、当時は必死で、あれよ、あれよ~と介護職の仕事に引きずり込まれている自覚はありませんでした。
入社して1週間で夜勤勤務となりました。
まだ当時としては珍しい、「お泊りデイサービス」で勤務していたため、その日は日中デイサービスを利用された方、3名がお泊りもされていました。
手足が伸びきり、常に無表情な女性利用者は「パーキンソン病」でした。手足が伸びきった方を、どうやって布団に横になってもらうの?
その時のことはあまり覚えていません。他の2名の利用者の補聴器を外したり、入れ歯を外したり、誰かに教えてもらう事もなく、すべてが我流でした。
皆さんの寝息が聞こえ、
やれやれ( ̄▽ ̄;) 
ところが、おとなしく寝ていたはずのある女性が「キェー!!」とでかい声で叫ばれました。
「どうした!?どうした!?」 真夜中の叫び声にビビりながらも近くによると、目を見開いて、私をじっと見ていました。しかし、再び目を閉じられ、休まれました。「あぁ~、良かった・・・」

すると近くのコンビニの駐車場で待機をしていた上司が「どう?大丈夫?」と覗きに来ました。
あら、近くにいたのね~( ;∀;)

なんとか朝になりました。朝食を召し上がって頂いた後、口腔ケア(歯磨き)の介助をしていると、ある方の入れ歯がないのに気が付きました。「おかしい、夜外して、朝装着して・・・。ご飯の時もはめていたはずなのに・・・」 他の職員と必死で探しましたが、ありませんでした。おかしい・・・。
すると、食器を洗っていた職員から「あった~!」という声が。どうやら残飯の入った三角コーナーに入っていたようです。知らないうちに入れ歯をご飯の中に埋め込み、ご飯を残され、残飯として三角コーナー行きになっていたようです。 「こんな事もあるんだ・・・」

その後、10年以上介護職をしている中、入れ歯紛失はよくある事件でしたが、見つけるのはけっこう得意でした。布団の下、車椅子のポケット、ティッシュにくるんでゴミ箱etc・・・。


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