「肺ガン末期のSさんの奥様」

余命1ヶ月だった末期ガンのSさんがんばっています

肺がん末期で

余命が1週間~1か月と宣告されたSさん。

1週間ちょっと前まで

デイサービスに来ていました。

Sさんの奥様は

とっても可愛らしい方。

手を振る時は

控え目に腰元で手を振ってくれました。

そして「お母さん、転ばないでよ」

「暑くなるからね、水分摂ってよ」

と声をかけると

「嬉しい!」と言って

私に抱き着くのでした。

今回、覚悟はしていたとはいえ

ご主人の余命宣告を聞いて

お母さんはどんな様子なんだろう。

娘様は「もう二人で涙が枯れるまで泣いた」と

おっしゃっていました。

お母さんも

「泣かないよ。私、頑張るから。」と強がっていました。

その強がりが、

今思い出しても

鳥肌が立つほど、

切なく感じてしまい。

これを書いている時も

涙が出てしまいます。

「お母さん、泣いていいから。」

「無理しないで」と言うと

私に抱き着いてきました。

でも、すぐに離れ、

「大丈夫だから!」と言うのです。

大丈夫なわけないのに。

でも、きっと

私に心配をかけないように

しているんだよね・・・。

そんなお母さんです。


追記:あれから2ヶ月、Sさんはがんばっています! 2020.8/20




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