てる子さんは看護師
てる子さんは大正12年生まれ。
私の住む市の「看護師第一号」でした。
てる子さんについてはこちら↓
戦時中、満州で看護師として働き、
私たちの市の大きな病院で働き、
70歳過ぎても
市の赤ちゃん健診などでも働いていたそうです。
その話を聞いた時、
私の娘の赤ちゃん健診の時に
なんかおばぁちゃん看護師がいたのを
思い出し、
てる子さんではなかったかと思いました。
真剣な顔で、
裸の娘を裏返しにして
チェックしていたような気がします。
看護師の血が騒いだ?
92歳のてる子さんは
ゆっくり、のんびり・・・。
朝寝坊で、
時には「行きたくない、休む」と
デイサービスを休もうとしたり、
マイペースにのほほ~んと
過ごしていました。
ある時、デイサービスの他の利用者の体調が悪く
その方にベッドで休息をして頂きました。
すると、てる子さんは鋭い目つきで
ベッドの近くへ!
「ん?どうしたどうした?」
すると、スッと寝ている方の手首に指を当て
脈拍を確認をしていました。
しばらくすると
「うんうん」と静かにうなづいて
大丈夫だ、という表情をされていました。
初めて見たてる子さんの別の姿でした✨
また、別の日に皆でバラ園に行きました。
初夏の暑い日で、
なんと60代の職員が熱中症になったのか
気分が悪くなって
吐いてしまいました。
するとてる子さんはまた鋭い目つきと
見た事のない素早い歩きで
その職員の脈拍を測り、
背中をさすっていました。
「ん?立場が違うんじゃね?」
と思いましたが、
92歳、現役看護師に脱帽でした。
写真はまさにその時のバラ園での
てる子さんです。
写真投稿についてお嫁様が
「てる子さんも喜んでくれます」
と言ってくださいました。
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