内覧会準備
デイサービス開業申請もスムーズに行きました。
看板 パンフレット 近隣挨拶 保健所 備品購入 パソコン設定
介護請求ソフト導入 などなど。とにかくやる事だらけ。
当時の手帳を見ると毎日スケジュールがびっしり書いてあります。
オープン1か月前に内覧会を行いました。
施設内調理であったため、昼食は売りのひとつでした。
栄養士が作った食事も見てもらいます。
3月であったため、ひな人形を飾ったり、アロマオイルを焚いてみたりと
思い描く準備が出来ました。
果たして、どれくらいの方が内覧会に来てくれるか。
娘の高校受験の合格発表の日でもあり、
それも含めて『運命の日』でした。
内覧会当日
近所の方や、近隣市町村のケアマネさん、とにかく大勢の方が見学に来られました。
そう、私たちが開業をする市で新しいデイサービスの誕生は久しぶりであり、
しかも民家型デイサービス。
介護業界の人であれば、当然見に行きたいですよね。
私も色々な所を見に行きました。
一緒に働いていた事があるケアマネさんが、開店祝いであったのでしょうか、
新規の利用者さんをお二人、紹介をしてくださり、
契約に至りました。
また、社長が以前に勤めていたデイの利用者さんが来られ、
「私はここに替わる！」とその場で契約をされました。
さらに、社長を信頼していたご家族も「おじいさんもここに替わりたいの」と
おっしゃってくださいました。
しかし、担当の男性ケアマネさんが・・・
「ごめんだけど、母体はここだけだよね。しかも合同会社。
正直、吹けば飛びそうだよね？
任せるのは危険と思っちゃうの。ごめんね」と
言われました。
このケアマネさんは知っている方でした。
私と社長はショックを受ける事はありませんでした。
むしろ、「そう思われるのは当然」
「正直に言ってくださり、ありがとう」
という気持ちでした。
開業素人が立ち上げた会社です。
そう、吹けば飛んでしまうような・・・。
その声を聞いて
「大事な利用者さんたちのために頑張ろう」なんて
改めて思う事はありません。
もう、頑張って当たり前。
突っ走るしかないのでした。
ケアマネさんが渋っていた利用者さんですが、
本人とご家族が社長に介護をお願いしたいと切望されたため、
契約をしてくださいました。
幸先の良いスタートを切りました✨
そうそう、娘も無事に高校推薦入試、合格でした🎊
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