かれこれ10年以上前、
医療依存度の高い方を受け入れる
医療法人のショートステイの相談員をしていた。
胃ろうの方はもちろん、
尿カテーテルの方も多く、
車椅子に尿パックが
ぶら下がっている方も多かったです。
移乗の際に
カテーテルを上に上げたりすると
逆流するし、
すぐに尿路感染症を
起こす利用者ばかりでした。
介助が荒い職員は
色々やらかしていました。
職員には当たり前の光景かもしれませんが、
濃い黄色の尿やら
血の混じった青い尿やら
見た目は・・・。
臭いもしますよね。
ある時、膀胱留置カテーテルを
挿入したばかりの
ジェントルマンな60代の男性利用者が
入所されました。
小奇麗な奥様が面会に来られ、
尿パックが剝きだしになっている事に
嫌悪感を示されました。
「これ、ちょっとどうかと思うわ」と。
それはそうでしょう。
なので、
取り急ぎ、100均で購入できる
エコバッグに入れる事を
お勧めしました。
「なるほど、ありがとうございます!!」と
感謝されました。
今は色々な尿パックカバーがあるようですが、
当時は普及していなかったのか
知らなかっただけ?
私が勤務していたところは
せいぜい、ビニール袋に入れている方。
カバーを付けている方はいませんでした。
「尊厳」「羞恥心」からしたら
尿パックとカバーをセットにして欲しいですが、
今はどうなんでしょうか?
介護、看護する立場からは
すぐに尿の色、量を確認したいとは思います。
カバーを開けずに
ある部分をめくると
中身が確認できるカバーもあるので、
それがいいな、と思います。
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