パーキンソン病、精神疾患もあり、寂しがりやのMさんの介護は
奥様も、小規模多機能でも対応が困難で
精神病院に入院することになりました。
しかし、ナースステーションに行っては、
「女房に電話をしたい」と訴えたり、
時にはなぜか、私が勤める小規模多機能にも電話がかかってきて、
「Mですけどぉ、いつ退院できますかね」と。
薬もマックス処方されており、病院側は家族の一時的なレスパイトで入院させてくれたものの、
病院も手を焼いていたそうで、エントラッセン!退院させられました😿
「え~、病院なのにそれでいいの?」と疑問だらけでした。
そこは古い精神病院であった事があとでわかりました。
夫の介護に疲れ果てていたはずの奥様は、
夫が何度も電話をかけてくるため、可哀想になったようで、再びご主人を受け入れられました。
なんだかんだ、やはり夫婦だったんですね。
精神病院も手を焼く方を、私たちがまた介護をせねば・・・。
また、同じ日々が始まりました。
行き場所がないMさん。それが自分で何となくわかっていて、皆の気を引きたくて
パーキンソン病の症状が出ない時も、「演技」をしていたようです。
歳をとるって寂しい。
孤独・・・。
病気って悲しい。
Mさんより若い私たちが出来る事って何?
どんな言葉をかけて欲しいんだろう・・・。
そんな事を毎日考えている日々でした。
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