「ヒヤリ・ハットってそんなに書きたくない?」

介護職のあるある

ヒヤリ・ハット報告書って介護の世界だけのもの

って思っている職員がいた。



いやいや、どの業界でもあるし、航空会社だってあるし。

航空会社のヒヤリ・ハットを想像したら

恐ろしいよね。



介護の仕事でも、ヒヤリ・ハットから重大な事故(死亡事故)

につながることはたくさんある。

しかし、私が出会った介護職員は

自分から「ヒヤリ・ハット報告書」を書こうをする人は

少なかった。

「○○さん、責任を問うものではないから

○○さんが対応したんだから書いてね」

と用紙を渡すと・・・

「書き方がわからない」から始まる。

ん~、勉強しようよ。

そして対策・改善策については・・・

「見守りを徹底する」

「ダブルチェックを徹底する」と。



ん~、甘いのだ。

これらは改善策にはならないんだよね。

どのように見守りを強化するのか?



「ダブルチェック」をしたって

漏れていることは過去にたくさん経験をしている。

私もミスをしたことはある。


「ダブルチェック」をしても

なぜミスが起こるのか?

「ダブルチェックしているから大丈夫」っていう

気持ちがどこかにある、甘え・・・。

なかなベストと思えるヒヤリ・ハット報告書を

書ける人はいなかった・・・。

ヒヤリ・ハット案件なのに

ヒヤリ・ハットを思わない職員が多かった。

私は率先して書くようにしていた。

そして、いつも報告者の名前は私であり、

実地指導や運営推進会議で

「いつもこの人ばかりね」

って思われたかもしれない・・・(笑)


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