生活相談員として
私は、これまで
主にデイサービスの生活相談員として働いてきて、
利用者の認定調査のために
ご家族にアドバイスをしたり、
市町村から、
利用者の
デイサービスでの様子を聞き取りを
される立場でした。
アドバイスをする理由
認定調査は調査員が本人のADL、IADLなどを確認しますが、
ご家族への質問の場がなかったり、
ご家族は困っている事を伝えていいのか、
どう伝えていいのか、わからず、
また、認定調査の時に限って、
本人が張り切ってしまったり
とても状態が良くって、
「もう!」「今日に限っていい顔して!」
ってなる事がよくあるようです。
その結果、
軽い介護度が出てしまって、ショックを受けるパターンが
よくあります。
なので、ケアマネと一緒に
こんなアドバイスをしてきました。
アドバイスの内容
①あらかじめ、自宅での様子を
ADL項目に沿って書き出しておく。
ADLの項目に沿って
デイでの様子は私が記入し、
自宅の様子はご家族が記入するような
まとめやすいシートを
お渡していました。
例えば、食事、排泄、認知
デイサービス
→途中まで自己摂取だが、途中で疲れてきて介助する。
→定時誘導にて、失禁はほぼない。
→夕方になるとソワソワして「何時に帰られるか」と5分置きに訴える。
自宅
→最初から食べさせている。
→トイレに行きたいとは言わず、いつも失禁。抵抗する。
→夕方から別人のようになり、暴れる、物を壊す。夜寝ない。
など。
②とくに困っている事を書いておく。
月に、週に何度の割合で
こういう事があった、困ったという
ように書くのが効果的。
例えば、
週に3~4回、夕方になると豹変し、
「お金がない。誰かが盗った」と
被害妄想が現れ、
物を投げて家具を壊す。
毎回失禁で、毎回抵抗して
排泄介助をさせてくれない。
③本人とは別室で、話を聞いて欲しいと
あらかじめ調査員に伝えておく。
別室で話すことが出来ない場合は
調査員に用紙をこっそり渡す。
④デイサービスやサービス事業者に聞き取り依頼をしてもらう。
とくに老老介護の場合、
上記がうまく説明できないため、
「デイサービスの人のほうがよく知っているので
デイに聞いてもらえんかね」と
言ってもらう。
またはケアマネ経由で伝えてもらう。
すると、市町村からサービス事業者に電話が
あります。
私の出番です。
デイでの様子やご家族が困っている事を
代弁します。
さてさて、この度、まさか自分の父親の
認定調査に立ち会う事になったとは・・・。
~次回へつづく~
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