「母との別れが近づく」

あんちゃんの母親の死

やりたい事を思いっきり

胃ガンに侵された母。

オペをし、胃のほとんどを摘出。

その後はしばらくは好きな事が出来ていました。

カラオケが好きであり、近所のカラオケ喫茶に通う日々でした。

母親のためにあったカラオケ喫茶だったと思うくらい、通っていました。

叔父が趣味でライブをしていた関係で、母親もステージで歌う事があり、

ドレスを着て歌う事を楽しみにしていました。

またオシャレも好きで、私よりもたくさんの服を持っていました。

買い物が大好きでした。

亡くなってから遺品整理に1年かかったぐらいです。

ゴルフをしたり、やりたい事を思いっきり満喫していました。

再発しない事を願いながら・・・。

胃ガンが再発

平成25年夏、胃ガンが再発してしまいました。

ガン治療に通院していたものの、免疫力が低下しており、

思うように抗がん剤治療が出来なかった事もありました。

時々、入院をして治療をしていましたが、

「家がいい」と言って

自宅で訪問看護サービスを受けながら

父親がお世話をしていました。

その頃の私は小規模多機能でやりたくない管理者を任されており、

多忙な日々でした。

しかし、週に1度は車で1時間半の実家に帰っていました。

帰る回数が多くなっている私を母はどう思っていたのか・・・。

自分の余命が短い事を悟っていたと思います。

どんな気持ちで毎日を過ごしていたのか。

それを思うと、今でも胸が苦しくなります。

亡くなってから、母の日記らしき物を見つけました。

「夫のため、子どものため、孫のため、たった一人の妹のため、

がんばって生きなきゃ。」と書いてありました。

私には「暗くなる前に早く帰りな」と言ってくれました。

娘を心配する気持ちと、娘に弱っていく姿を見せたくない・・・

そんな気持ちであったと思います。

「またね」と言って母と別れる時、

私はどんな声で、どんな表情をしていたんだろう。


最新版・胃を切った人を元気いっぱいにする食事160

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