「夜勤泣かせのじいさん」④

介護職のあるある

パーキンソン病、精神疾患もあり、寂しがりやのMさんの介護は

奥様も、小規模多機能でも対応が困難で

精神病院に入院することになりました。

しかし、ナースステーションに行っては、

「女房に電話をしたい」と訴えたり、

時にはなぜか、私が勤める小規模多機能にも電話がかかってきて、

「Mですけどぉ、いつ退院できますかね」と。

薬もマックス処方されており、病院側は家族の一時的なレスパイトで入院させてくれたものの、

病院も手を焼いていたそうで、エントラッセン!退院させられました😿


「え~、病院なのにそれでいいの?」と疑問だらけでした。

そこは古い精神病院であった事があとでわかりました。

夫の介護に疲れ果てていたはずの奥様は、

夫が何度も電話をかけてくるため、可哀想になったようで、再びご主人を受け入れられました。

なんだかんだ、やはり夫婦だったんですね。

精神病院も手を焼く方を、私たちがまた介護をせねば・・・。

また、同じ日々が始まりました。


行き場所がないMさん。それが自分で何となくわかっていて、皆の気を引きたくて

パーキンソン病の症状が出ない時も、「演技」をしていたようです。

歳をとるって寂しい。  

孤独・・・。

病気って悲しい。

Mさんより若い私たちが出来る事って何?

どんな言葉をかけて欲しいんだろう・・・。

そんな事を毎日考えている日々でした。


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