オシッコを捨てる

あんちゃんの介護職デビュー当時

はじめての介護は・・・

いよいよ実践介護が始まりました。まずはお股から管が出ている女性のオシッコが溜まったビニールパックの尿をトイレに捨てる行為でした。

この利用者は排尿障害があり、膀胱にカテーテルが留置されていました。
膀胱にカテーテルと呼ばれる管を留置し、膀胱から直接カテーテルを通して尿がパックに溜まるしくみです。膀胱の病気がある方や、大きな手術をし、トイレに行けない方がこの方法で排尿をします。
のちに、私自身、手術を経験した際に、膀胱カテーテルを留置されましたが、排尿をしている感覚は全くありません。自然と尿がカテーテルを通ってパックに溜まっていきます。痛みは管を入れる時、抜く時だけでした。

女性利用者のパックに溜まった尿を定期的にトイレに捨てる行為は、まず臭いに抵抗がありました。
しかし、やらなければなりません。留めてある管の先を外すと、尿滴がピョンと飛びました!
「ゲッ!」😨 心の中の叫び・・・。そっか、ゆっくり外さないとこうなるのねん。
そして管の先をトイレに向けて流しました。また本格的な尿の臭いが~Σ( ̄ロ ̄lll)
しかし、利用者から「ごめんなさいね~、こんな汚い事をあなたにやらせてしまってねぇ」と言わ
れ「いえいえ、大丈夫ですよ~  ((´∀`)) 」としか、正直答えざるを得ない状況。
まぁなんとかやり方を覚え、尿がピョンと飛ばないように気を付ければクリア!
必死に介護の仕事を次から次へと覚えるうちに、「汚い」だの「きつい」だの、「危険」だの、いわゆる【介護の3K】と呼ばれる気持ちは全く感じなくなりました。


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