「女帝との戦い」

おかしな介護職員

女帝

社会人になってから、トップは男性ばかりでした。介護の世界に行くとたいてい、女性のトップやナンバー2がいます。社長の奥様が理事であったり、副社長である事が多いです。

ここで話す理事=「女帝」は一見、職員に差し入れをしてくれたり、「私はあなた達の味方よ~」オーラで近づいてきます。「頼りにしているわよ~」「頼むわよ~」と、愛想を振りまいてくるものだから、みんな「自分は特別扱いをしてもらっている❤」と勘違いしがちです。

私もハマるところでした。

私の介護に対する想いなどを「うんうん。そっか~。いいじゃない。このまま頑張ってね~」とチヤホヤしてくれていましたが・・・。

私がショートステイの契約に行くときに、法人内の他の介護サービスの営業をして欲しいと頼まれました。
「いやいや~、確かに我が法人はこういう介護サービスもありますよ、くらいは言えるけど、ケアマネがプランを立てて、サービスを組むのだし、介護サービスのセールスは出来ないな。」と思いました。


なので、「こういうサービスがあるという案内は出来ますが、それ以上は・・・」とやんわりと女帝に伝えると・・・。

豹変した女帝

「お前なぁ~、なんのために契約行っとんじゃぁ~!!」と一喝されました。

「え?お前?」

私は言葉を失いました。あんなにニコニコと職員に寄り添ってくれていた女性理事が豹変したのです。

さらに、「じゃ、その利用者の情報を、各サービスに流して。そっちから営業してもらうから!」
と言うじゃありませんか?

「いえ、同じ法人といえども、個人情報ですし、まだ個人情報の同意すら頂いていないので、伝えられせん!!」と毅然とした態度で反発しました。

すると・・・。

~次回へ続く~


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