「明日はトイレのH子さんが来る!」

介護職のあるある

トイレのH子さんとは

数か月前、食事も摂れなくなり、余命わずかと言われた方が、点滴治療後に奇跡の復活をされました。

今では普通に歩き、笑い、裁縫をされたり、とても余命わずかと言われたとは思えないほどです。

夏場の脱水による不調だったのかなぁ。原因は特定されませんでしたが、まぁ元気だからいいでしょう。

なぜトイレのH子さんというのか。それは娘さんが付けました。

デイサービスにいる7時間の間に12回もトイレに行くからです。

高齢者にはありがちですよね。

「トイレに行った事をわすれて何度も行く」

「漏らしてはいけないと思って何度も行く」

「認知症や精神的に何か不安で何度も行く」などなど。

H子さんにはどれも当てはまります。先日、12回という最高記録を作ってしまわれ・・・。

問題・・・

今は自分で歩けるし、別に勝手にトイレに行かれるのは全く問題はないのですが、

最近、ペーパータオルの使い方に問題があり。
トイレットペーパーではありませんよ。

1度目は、ペーパータオルで便座を拭き、便器に入れていました。

2回目は、遅いなぁと覗くと、排便をされていたようで、便器内に付いた便をペーパータオルで拭いていて、今度は普通のゴミ箱へ捨てていました。

毎回、必ず何かをやらかすとは限りませんが、ペーパータオルを便器に流して詰まったら大変です。

H子さんがトイレに行く度に、入室したり確認をすべきでは、という話になりましたが、

ん~、12回かぁ・・・。正直、そこに一人職員が対応しなければならない・・・。

とりあえず、明日、やってみるか。



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