「母が恋しい」

あんちゃんの母親の死

家族

年末年始に実家に帰ると

とくに母が恋しくなります。

父親と私の子供たちと、鍋やすき焼きをする時、

「ここに母がいたら、母も孫たちと鍋を囲めて嬉しかっただろうな」と思います。

それと同時に、まだ祖父母がいたときの、年越しを思い返します。

私や兄が、お尻まで掘りこたつに入って漫画を読んでいる中、

祖父母はきねうすでついたお餅を神棚や、台所にお供えをしたり、

父親は神様にお神酒みきを供えたり。

母親は鍋の準備をしたり。

家族6人での年越しを毎年思い出します。

さらに、

「だんだんと家族が減っていく寂しさ、ってこんな気持ちなんだな。」

そんな事も思います。

介護の仕事をしてる私には、

老いていく利用者さんたちの寂しさが少しずつ

わかってきたような気がします。

自分や子供が成長するにつれて、親は老いて行く・・・。

もう一度、家族6人で暮らしていた時に戻りたいと思う時があります。

母親への感謝

特に感謝をしている事は、

部活で遠征をする時に、

朝5時半に家を出て、

車で1時間の最寄りの電車の駅まで送ってくれた事です。

5時半までに私のお弁当を作り、仕事に行くための準備をして

私を送って、会社が始まるまで駐車場で寝ていたそうです。

その時は、当たり前のようにしてもらっていて、

感謝を感じる事もありませんでした。

自分が親になり、子どものお弁当を作ったり、

送迎をする事で、

恥ずかしながら、やっと母親のありがたさが身に沁みました。

大学へは下宿をしなければ通えませんでした。

母親の給料の2/3を仕送りしてくれていました。

母ってすごいですね・・・。

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