地域ケア会議
Mさんがまた夫から暴力を奮われていました。
ケアマネに報告し、市役所にも通報されました。
すぐに地域ケア会議が開催されました。
虐待に関する会議に参加するのは初めてでした。
私が撮ったMさんが暴力を受けた写真と
私が聞いたMさんの証言を元に
市役所の担当者3名、包括支援センター、ケアマネが
議論しました。
私が驚いたのは、Mさんへの虐待がどうしたらなくなるか、
という事よりも
「書類作成」が優先ムードであった事です。
虐待案件の書類を埋めて、マニュアルに沿った検討会でした。
MさんやMさんの夫でなくても当てはまる、
マニュアルに沿った検討会でした。
「あぁ、だから世の中、虐待がなくならないのね」
と本当にガッカリ、失望、落胆、しました。
誰が夫に会う?
そして、まずは今の夫の心境を探らなければ、という
事になりました。
これまでは地域包括支援センターの男性担当者が
時々訪問をしていたそうです。
「時々ってどんな頻度で訪問されていたんですか?」
と質問をすると、
「ん~、あのお父さんね、皆さんもご存知のように
なかなか会ってくれないんですよね」
「それ、答えになっていませんが」
とさらに突っ込みました。
Mさんの虐待案件に関わってから
3か月経っていた中、
1度しか訪問をしていなかったようです。
しかも、門前払い・・・。
呆れましたね。
「では、今回の事を受けて、誰が行きますか?」
と市役所の担当者が言いました。
誰も手を上げませんでした。
呆れました。
「はい、私が行きます!」と言いました。
するとさすがに、市役所、包括がいるのに
デイサービスの職員に行かせるわけにはいかないでしょう。
渋々、包括支援センターの男性が
「また、僕が行きましょうかね」と。
そんなテンションだから虐待なんてなくなる訳ないやん!!
所詮、お役所ってそんなもんなんだ・・・。
今、こうしてダラダラとした会議をしている間に
Mさんが工具で殴られていたらどうするんだよ!
と怒り爆発でした。
~次回へ続く~
日本ブログ村ランキング参加中
応援クリックお願いします。
にほんブログ村
コメント