「夜勤泣かせのじいさん」②

介護職のあるある

たき火

訪問介護の前に「動けないから来てくれませんか」とよく電話をしてくるMさん。

その日も人手が足りず、すぐには行けませんでした。

これまでの様子からして、電話をしてくる位だから、大丈夫でしょう、という判断です。

すると、他の方の訪問から帰ってきた職員が、


「ねぇMさんちの前を通ったら、Mさんがたき火をしていたんだけど・・・」との事。

「た、たき火?」「さっき、動けませんって電話がかかってきたんだけど」と言うと

「え~!?庭でたき火をしていたよ」との事。


動けないと言って電話をしてきたMさん。すぐに職員が行けないとわかったためか、たき火をして

遊んでいたのが発覚😨

すぐに奥様に電話をしました。

Mさんのお泊り

Mさんのお泊りの日です。

日中はお仲間と将棋をしたり、杖でスタスタと歩いて入浴もされました。

夕食頃から、表情が乏しく、手の動きがだんだんと固くなっていました。

パーキンソン病の症状の一つではあります。

就寝介助をし、「おやすみなさい」と伝えて居室から出てしばらくすると

「すみません・・・」と声が。

「どうされました?」

「掛け布団をもう少し、上までかけてくれませんか?」と。

少し上にあげて、「これでいいですか?」と声をかけると、

「ああ、大丈夫です。ありがとうございました」

「はい、ゆっくり寝てね~」

・・・このやりとりが朝まで続きます。

~次回へ続く~


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